冷え性と不妊症(OHさん)
半年間の基礎科を終えて    レポート
 
 
マクロビオティック食を実践し始めて約1年が過ぎた頃、書店にて岡田先生の本に出会い、何かとても心惹かれるものがあり、お教室に通わせて頂くことになりました。
その時点でも以前よりは、色々な身体の気がかりは変化していましたが、まだまだ声を大にして「私は健康です!!」とは決して言えない状態でした。
200910月に通い始めてから3月までの半年間での変化した点を比較して書きたいと思います。
 
(食事内容)
通う前・・・・・マクロビオティックの範囲内で実践していましたが、全体的に陰性傾向がありました。葉物野菜、豆乳、マクロスイーツ等の食事に占める割合が高い。※1
半年後・・・・・先生からのアドバイスにより、陰性寄りの食材を控え、なるべく「ハッピー、らくらく」に載っている献立中心にする。
少量の良質な動物性を取り入れる(私の場合は)事を実践。
食事に占める玄米の比率が格段に増えた。※2
 
(大きな便り)
通う前・・・・・毎日ありましたが、量・太さが物足りない。
半年後・・・・・時々崩しはするものの、量・太さ・長さがどれも増えました。
 
(冷え性)
通う前・・・・・手足がいつも冷たく、湯たんぽも欠かせない。
半年後・・・・・多少楽にはなりましたが、まだまだ人より寒がりです。
        更なる改善が必要。
 
(花粉症)
通う前・・・・・耳鼻科から処方された薬を飲んでも効かず、くしゃみ・鼻水・鼻詰まり・目のかゆみ・喉のかゆみなど非常に重症。
半年後・・・・・余程飛散量の多い日以外は、薬を飲まずに過ごせています。
        症状のどれもが、今までよりは軽い気がします。
 
 
 
 
(生理不順)
通う前・・・・・ホルモンバランスを整える薬でコントロールしないと生理が起こりにくい。高温層が無く低温層のみで生理が来るパターンが多い。おそらく無排卵月経である。
半年後・・・・・まだ周期は安定しないが、2層に分かれてはいる。
 
 
以上が、自分なりに変化が見られた点です。
 
 
先生がよくおっしゃる言葉の中に、ハッとさせられたものがありました。
(ちょっと表現が違うかも知れませんが)「今日この教室まで来られた事に感謝しましょう。
家族の協力・授業料や交通費を出せるだけの経済力・時間・そして来られるだけの健康、すべて揃っているからこそ今ここにいられるのです。」と。※3
まさに意識しないと忘れていがちな物ばかりに思いました。
特に「来られるだけの健康」は、その時の自分の心にピタッとはまりました。思うようにならない自分の健康上の問題に悩み悲しく塞いでいた頃、この言葉を聞いて「なんだかんだ悩んではいるけど、私は普通に生活していられるし、お教室で勉強までさせてもらってるのだ。ありがたく思いたい。」と気の持ち方を変えることができたのです。
そして「何かつらいことがあった時もその日一日、目の前にあることをこなしていくことしかないんです。」とも。一つ一つ日常の事をこなしていき、一日が過ぎ、一週間が過ぎ・・・というように時間の経過とともに身体も心も回復していけるのだなと、その時点で再認識でき、先はどうなるかわからないけど希望を持って歩いていこうと明るい気持ちになれました。
そしてもうひとつ、「隣の人がちょこっと幸せになるような気遣いが大切。」というのも心に響いたものの一つでした。自分の事しか見えなかったり、人の気持ちを考えなかったり、私自身も含めて今の現代の人たちにありがちな傾向。常に周りの人のしあわせを考えていれば自分自身も幸せになれるのかもしれません。(あくまでも自分の負担にならない程度に)
このような様々な気付きが、この半年間であったように思います。気付けただけでも、まず一歩進めたのです。今後は、更なる気付きを増やしつつ、身体と心の変化を自分自身楽しめたらいいなと思っています。
今後とも、よろしくお願い致します。
 


 恭子から一言
 この方は、モデルさんのようにかっこいい方でした。動物性蛋白もその前から食べていなかったので、肌も最初からきれいでした。が、冷え症がとてもひどかったのです。ローフードに近い食事でした。それで元気であれば、どんな食事でもいいのですが…。
それで、主食と、少量の良質な動物性たんぱく質も摂っていただきました。
完全な改善、とまではいかなかったのですが、少しずつ、赤みが顔にさしてきました。

※1 、※2
冷え症と不妊症は直結しています。
不妊症を治すためには、まず、冷えを直さないといけません。
この方は、以前から、マクロビオティックを実践していました。が、豆乳という冷える飲み物を摂り、陰性の野菜や生野菜が多く、白砂糖ではないから良いと思い込んでいるはちみつなどを使ったスウィーツを毎日食べていました。これは冷える基
です。

それを、玄米を主に(主食が副食より多く)する。
根菜類を多くするなどを実行してもらいました。
その結果、便通、冷え、花粉症が軽減しました。

※3
恭子式マクロの大事なもう一点は…
考え方の間違いを正す事です。

いつも心穏やかに…

このために役立つ考え方は、「感謝」です。